夏季休業前全校集会 校長講話
命を守る行動と、各学年へ向けた夏休みのメッセージ
本来であれば全校生徒と教職員が体育館に集まる予定でしたが、想像を超える猛暑のためZoomによるオンライン形式での集会となりました。記事の掲載が遅くなってしまいましたが、夏休みも後半に入ったこの時期、これまでの過ごし方の「ふりかえり」としてぜひ本講話を生かしてください。以下にその概要をお伝えします。
全学年共通:「命を守る」行動を
全生徒へ向けて、何よりも「命を守る」ことの重要性が語られました。現在本校で認めているジャージ生活も、この命を守る行動の一環です。校長自身も朝の挨拶運動で苦しさを感じるほどの酷暑であり、「暑さに慣れてきた」という過信は禁物です。熱中症対策の基本として、睡眠時間の確保、食事や水分補給、そしてこまめな休養といった「生活リズムの確立」が強く求められました。
また、身近な危険として以下の注意喚起が行われました。
- 交通事故の防止:ヘルメットの着用。イヤホンやスマホを使いながらの自転車運転など、危険な行動を慎むこと。
- 水の事故への警戒:全国で悲惨な事故が多発しており、昔とは環境が違うため危険な川などには絶対に近づかないこと。
- 悪の誘惑への注意:SNS等を通じた闇バイトや薬物など、巧妙な罠がすぐ隣にあると自覚すること。
各学年へ向けたメッセージ
1年生へ:自分を知る
この夏休みを通して、自分の長所や得意・不得意、興味関心を見つめ直す時間を作ってください。考えが変わるのは正常であり、他人と比較する必要はありません。本や映画など様々なものに触れ、また学習面でつまずきを感じている人は、今が振り返りの最大のチャンスです。
2年生へ:自分を強化する
バランス良くこなすことも大切ですが、自分の強みとなる「突出したもの」を伸ばす意識を持ってください。また、1日24時間を効果的に使うため、波を作らずコンスタントに学習する「盤石な生活リズム」を築く時期でもあります。
3年生へ:自分のために時間を使う
周りを気にして自分のことが後回しになるのはもったいないため、「自分のために時間を使う」ことを意識してください。
努力してもなかなか成績が伸びない「耐えどころ」が必ず来ます。しかし、「今皆さんがやっていることは、もしかしたら『点を打っている』ような状態かもしれません。ただ、いずれその点が結ばれて『線』になり、線が結ばれて『面』になり、さらにそれが結ばれて『立体』になります」。
「点が動いて線になり、線が動いて面になり、面が動いて立体になる」というのは、古代ギリシャの数学者エウクレイデス(ユークリッド)の幾何学の基本概念から来ており、学びの進化にも当てはまります。
- 点(0次元):個々のバラバラな知識、単発の努力、経験。
- 線(1次元):知識と知識が繋がり、法則性や意味がわかる状態。
- 面(2次元):知識が体系化され、応用が効くようになる状態。
- 立体(3次元):多角的な視点が持ち込まれ、現実の複雑な問題に対処できる圧倒的な実力。
昨年の3年生も、ゴール直前の苦しい時期を乗り越え、それぞれの努力を確かな"立体"にして卒業していきました。強い気持ちを持って、この夏休みを最大限に生かし切ってください。
中学生のみなさんへ
本校では、1年生で「自分を知り」、2年生で「強みを強化し」、3年生で「自分の目標のために全力を尽くす」というステップを大切にしています。高校生活は、皆さんが打った「点」を「立体」にしていく3年間です。この夏休み、中学生の皆さんも熱中症や事故には十分気をつけながら、自分の得意なことや好きなことを見つける有意義な時間を過ごしてくださいね。
保護者の皆様へ
日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。記録的な猛暑を受け、本校でもオンライン集会の実施やジャージでの学校生活など、生徒の「命を守る」ことを最優先とした対応をとっております。ご家庭におかれましても、規則正しい生活リズムの維持や、自転車の安全利用、水の事故への警戒など、夏休み中の安全な過ごし方についてお話し合いの機会を持っていただけますと幸いです。
【編集後記】
校長講話にあった「点が結ばれて線になり、面になり、立体になる」という言葉。おそらくベースにあるのは、Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大学・卒業式での有名なスピーチの一節 "You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards."(前もって点と点を繋ぐことはできない。振り返って初めて繋がるのだ)でしょう。しかし、氏が語ったのは「点を繋ぐ(線)」まで。そこから「面」や「立体」へと次元を拡張させ、幾何学の概念を用いた「知識やスキルの成長プロセス」のメタファーを見事に掛け合わせた、池田校長の深いオリジナルアレンジのようです。
私の場合、若い頃に打った「プログラミング言語」という"点"が、「サーバー管理」という"線"になり、気がつけば「校内ネットワーク機器全般の保守管理」という"面"に広がり、今や完全に「Webページ編集も担当=抜け出せない沼」という"立体"へと成長してしまいました。連日の暑さで、パソコンの冷却ファンも私の頭もオーバーヒート寸前です。皆様も、どうか命を守る涼しい場所で夏をお過ごしください。
熱気あふれる恵幸祭 ファイナルイベント!
シン・館二スローガン『Start from Zero to One ~無から有の創造~』!
生徒たちのエネルギーが爆発した最高のフィナーレ
6月18日からの3日間、本校にて熱気あふれる文化祭「恵幸祭」が開催されました。今年度のテーマは『レトロが彩る、今だけの瞬間』。そして、その根底にあるのは、「真」と「新」の思いを込めたシン・館二スローガン『Start from Zero to One ~無から有の創造~』です。
恵幸祭の最後を飾る体育館でのファイナルイベントでは、生徒たちの情熱と笑顔が文字通り“爆発”し、無から有を創り出した今しか味わえない最高の瞬間が生まれました。その大熱狂の様子をレポートします!
魂の叫び! 爆笑と感動の「未成年の主張」
ファイナルイベントの目玉の一つ、「未成年の主張」。ステージに上がった生徒たちが、全校生徒の前で思いの丈を絶叫しました!
トップバッターの齋藤 日向さん(1年5組・物部中出身)は、「みんなサッカーに興味なさすぎだよ!」と全校生徒に熱く訴えかけました。翌日21日に控えたサッカー日本代表戦に向けて、スペイン語で「さあ行こう!」を意味する応援チャント『VAMOS! NIPPON(バモ!ニッポン)』を歌おうと呼びかけました。歌詞を知らない生徒たちには熱く檄を飛ばし、それに呼応した会場はやがて一体となって大合唱となり、とてつもない盛り上がりを見せました!続く3年生バレーボール部の濵野 拳一さん(3年4組・下館中出身)は、引退試合までの日々を振り返り、「ここまで支えてきてくれたのは俺だけの力じゃない!」と、エースの石橋 蓮人さん(3年1組・下館中出身)やマーベリックさんへの信頼を熱弁。最後は「2年半育ててくれてありがとうございます!」と顧問の関根先生へありったけの感謝を叫び、会場は大きな感動に包まれました。
そして、全校生徒から大歓声を浴びて登場した生徒会長のタンドアル・マーベリックさん(3年3組・下館西中出身)。開祭式などで披露した見事な英語の挨拶が、実は生徒会顧問の藤井先生から振られた完全な「無茶ぶり」だったという裏話をユーモアたっぷりに暴露し、会場はどっと大爆笑! さらに熱いトーンで全校生徒に向かって「俺と付き合ってくれ!」と堂々の(?)アピール。彼らしいカリスマ性と愛嬌あふれる絶叫に、生徒たちは割れんばかりの拍手喝采で応え、会場の熱気は一気に最高潮に達しました!
生徒会がステージを占拠!? 驚きのパフォーマンス
イベントが佳境を迎えたその時、突然「みなさん大変です。下館二高の生徒会がやんちゃになってしまったそうです。この生徒会が今、ステージを占拠しているそうです」というアナウンスが!
ざわつく会場の中、ステージ上に現れたのはなんと生徒会役員のメンバーたち。そのまま役員全員で息の合った歌とダンスのサプライズパフォーマンスを披露し、体育館中が手拍子と大歓声に包まれました。まさにスローガン通り、サプライズという「無から有」を創造した瞬間でした。
祭りの終わり、そして新たな日常へ
大熱狂のステージの後は、厳かな閉会式です。池田校長からは、生徒たちへ熱く温かいメッセージが贈られました。何度も校内を歩き、来場された全ての方々の楽しそうな笑顔を見たこと、そして「今日出会った人、一人一人を大事にする」という約束を生徒たちがしっかり守ってくれたことへの称賛が語られました。「最後のファイナルイベントで改めて高校生のパワーを実感し、高校の教員になってよかったという幸せを感じています」という言葉からは、生徒たちへの深い愛情が伝わってきました。
さらに校長先生は、「テレビドラマや映画ならこれで終わればいいのですが、我々はこれが最終回じゃない。この後またみんなの人生が続いていきます。3日後は、また学校が始まります」と語りかけました。「これだけのパワーを持っている皆さんだからこそ、今後の学校生活がより充実したものになるはずです。気持ちを切り替えて、新しい充実した学校生活を創っていきましょう」と、祭りの熱気を今後の日常への活力へと変える力強いエールが送られました。
続いて、本部実行委員長の大羽 ゆずのさん(3年6組・下館西中出身)が挨拶に立ちました。「昨日と今日の2日間、カメラを持って撮影しながら歩く中で、皆さんの楽しそうな様子をたくさん撮ることができ、中には手を振ってくれる人もいてとても幸せな気持ちになりました」と振り返りました。昨年11月から約7ヶ月間、何度も話し合いを重ねてきた苦労や、手探りの中で不安になったことも明かしつつ、「全校生徒の皆さんの協力があったからこそ、無事に恵幸祭を終えることができました」と深く感謝を伝えました。令和8年度の恵幸祭は、こうして大盛況のうちに幕を閉じました。
中学生の皆さんへ
下館二高の「恵幸祭」、いかがでしたか? 全校生徒の前で思い切り愛や感謝を叫んだり、生徒会がいきなりステージをジャックして歌って踊ったりと、館二生の「有り余るエネルギーと情熱」を感じてもらえたのではないでしょうか。
高校生活は、勉強だけでなく、シン・館二スローガン『Start from Zero to One ~無から有の創造~』のとおり、仲間と一緒にゼロから新しい楽しい空間を創り上げる最高の舞台です。「なんだか楽しそう!」「自分もあの中で騒いでみたい!」と思ったあなた。次はぜひ、本校の生徒としてこの熱狂のステージを一緒に創り上げましょう!
保護者の皆様へ
日頃より本校の教育活動、そして今回の恵幸祭への多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。また、一般公開日には多くの皆様に足を運んでいただきありがとうございました。
生徒たちはこの数ヶ月間、時に悩みながらも仲間と協力し、見事に一つの大きな行事を創り上げました。ステージで顧問への感謝を叫ぶ生徒や、涙を浮かべる実行委員の姿に、私たち教職員も彼らの確かな成長を感じております。校長の言葉にもありました通り、この経験を糧にこれからの日常をより充実させてまいりますので、引き続き温かいご支援をお願いいたします。
【編集後記】
「みなさん大変です!生徒会がやんちゃになってしまいました!」――あのアナウンスから始まったステージジャックは、まさに今年のテーマ『今だけの瞬間』を象徴するような熱狂でした。
さて今回、体育館後方の2階ギャラリーからファイナルイベントの様子を撮ろうとカメラとビデオを構えていたら、生徒から突然「大丈夫ですか?」と声をかけられました。何事かと思えば、直後にいきなり私の横から「未成年の主張」がスタート! ステージに向いてイベントの開始を待っていた生徒たちを背後から驚かそうという、見事なサプライズ演出でした。
……いや、ぜんぜん聞いてないんですけど(笑)。「そういえば、私はもう記録係のチーフじゃないんだった」と一人で納得しつつ、「でも、今年のチーフはいったいどこで何をやっているのかな?」と首を傾げてしまいました。
そんな予想外のハプニング(?)も含め、祭りの熱気はここで一旦落ち着きます。池田校長の言葉に「我々はこれが最終回じゃない」とありましたが、還暦を越え、来年からは再任用となる身としては「もしかして私にとっては(下館二高での)最終回だったりして……」なんて、思わず苦笑いしてしまいました。
とはいえ!この恵幸祭で発揮されたパワーと団結力を胸に、下館二高の「新」しい「真」の日常が始まります。来年の文化祭も、そしてこれからの館二生の活躍も、どうぞお楽しみに!
令和8年度 恵幸祭 1日目(校内発表)
テーマは『レトロ』!
シン・館二スローガン「Zero to One」が創り出す熱狂の渦
1900年(明治33年)創立という確かな伝統を土台に、本校が掲げるシン・館二スローガン『Start from Zero to One ~無から有の創造~』。本校が力を入れている「探究活動」で培った、ゼロから企画を練り上げ、仲間と協働して形にしていく力。その創造力と情熱が爆発する最大のイベントが「恵幸祭」です!
今年度のテーマは「レトロ」。そして『レトロが彩る、今だけの瞬間』というスローガンのもと、6月19日(金)に恵幸祭1日目となる校内発表が盛大に開催されました。各クラスや部活動がゼロから創り上げた「今だけの瞬間」の模様をお届けします。
圧巻!中庭を彩った書道部のパフォーマンス
1日目のハイライトとして校内を大いに沸かせたのは、中庭で行われた書道部のパフォーマンスです。
パンフレットに「仲間とともに創り上げる、力強く華やかな書道パフォーマンス」と記されている通り、全身全霊で巨大な筆を走らせる姿はまさに圧巻の一言。真っ白な紙(Zero)から、息の合った動きと力強い墨の軌跡によってひとつの巨大な芸術作品(One)が生み出されていく瞬間に、校舎の窓から見守る生徒たちからは割れんばかりの歓声と拍手が巻き起こっていました。すばらしいパフォーマンスを披露してくれた書道部の皆さん、本当にお疲れ様でした!
熱気あふれる特設ステージ!有志団体や文化部による多彩なパフォーマンス
中庭でのパフォーマンスに加え、特設ステージでも有志団体や文化部による熱い発表が繰り広げられました!
手作りのポスターなどで彩られた色鮮やかなバックパネルを背に、息の合ったキレのあるダンス、会場を魅了する力強い歌声、そして観客を熱狂の渦に巻き込んだ大迫力のバンド演奏など、生徒たちの隠れた才能とエネルギーが大爆発。さらに、吹奏楽部による圧巻の演奏や、演劇部による観客を引き込む素晴らしいステージ発表も行われ、会場のボルテージは最高潮に!ステージと観客席が一体となり、割れんばかりの歓声に包まれた最高の空間となりました。出演した皆さんの情熱にあふれた素晴らしいステージでした!
全校がレトロに染まる!個性豊かなクラス企画
各クラスの企画も「レトロ」のテーマを見事に体現していました。1学年は学年全体で「レトロポップストリート」と題し、縁日などの懐かしくも新しい世界観を展開。そして、2・3学年はどのクラスも個性が爆発!すべてのクラスの出し物をご紹介します。
【2学年】
- 1組
喫茶ナカジマ〜迫りくるタイムリミット〜:ようこそ、喫茶ナカジマへ。店内に隠された謎を解き、無事に脱出せよ!
- 2組
Secret Lounge:昭和レトロな雰囲気のバーでドリンクを楽しめ、カジノでは3種類のゲームをやることができます。ゲームの景品としてお菓子をプレゼントします
- 3組
おいでよ しまだの森:しまだの森へようこそ!素敵な住民と一緒にゲームをして景品をゲットしよう!
- 4組
人が消える家:お金のない学生であるシュウジが家賃一万円と書かれた、家に引っ越すがその家には住んだ人が次々に失踪するという噂があった・・・・・・
- 5組
三半器官サバイバル:立ち入り禁止区域の森に入った私たち。その先には廃墟となった遊園地... そこにあるのはコーヒーカップだけ森から出ることができるのか...
- 6組
カジの、かじってみたらどーよ:チップを集めるほど景品もグレードアップ!君はどこまで増やせる?
【3学年】
- 1組
ふるけんるんるんロード:昭和、平成の世界にタイムスリップ!レトロならではの商店街を楽しもう!
- 2組
おうまさんランド:馬マスクをかぶったランナーたちによる白熱レース開催。映像を見て優勝する馬を予想しよう!見事的中した人にはお菓子をプレゼント
- 3組
人形ノ館〜最後の欠片が眠る場所〜:ある日行方不明になった数名の高校生。ある館の周りに所持品が発見されたらしいが、そこは人形がたくさん並べられていて・・・・・・。
- 4組
亡霊の迷宮館〜館に潜む影〜:一度迷い込めば二度と帰れない。亡霊と殺人鬼が潜む洋館で、恐怖の夜が始まる。
- 5組
突然ですがスピってもいいですか?:今年の文化祭は占いで運試し!恋愛、友情、人間関係など、気になる運勢をチェックできます。皆さまのご来場お待ちしています!
- 6組
ちえの暴走おもちゃ工場:大人気アトラクションを文化祭で再現!的を狙って高得点を目指そう。友達や家族と競いながら楽しめる、ワクワクいっぱいのシューティングゲーム!!
中学生の皆さんへ
「レトロ」という古き良きテーマを楽しみながらも、決済には最新の「auPAY」を使いこなす。この伝統と革新の融合こそが、下館二高の面白さです!
1900年(明治33年)創立という確かな歴史を持ちながらも、生徒たちは決して過去にとらわれません。『Start from Zero to One』の精神で、新しい企画、新しいルール、新しい感動を自らの手で創り出しています。
来年はぜひ、あなたもこの熱狂の渦の中で、ゼロから何かを生み出す楽しさを一緒に味わってみませんか?
本校で最高に熱い青春が待っています!
保護者の皆様へ
日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
恵幸祭1日目の校内発表は、生徒たちだけで楽しむいわば「身内」の盛り上がりでしたが、だからこそ彼らのありのままの笑顔と、クラスが団結していく瞬間の熱気にあふれていました。遅くまで残り、意見をぶつけ合いながら企画を練り上げてきた努力が見事に花開きました。
2日目の一般公開も含め、ご来場いただいた皆様、そして陰ながら支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。生徒たちの晴れ舞台を温かく見守っていただき、本当にありがとうございました。
【編集後記】
恵幸祭での動画撮影はもはや私の恒例行事。体育館で有志ステージ発表を撮影し、すぐさま特別棟3階へ駆け上がって中庭の書道部パフォーマンスを上空から狙う…。写真と動画の二刀流は想像を絶する過酷さです。
機材の準備から撤収まで、すべて私一人。「以前いた先生方は手伝ってくれたのになぁ…」と、一人で三脚を畳みながら少し遠い目をしてしまいました。
スマホで手軽に撮れる時代、本格的な機材はハードルが高いのかもしれません。来年からは私も再任用。「私がいなくなったら、学校の記録や広報はどうなるのか…」と、重い機材を担ぎながら本気で心配してしまいます。
それでも、生徒たちの『今だけの瞬間』を逃すまいと、老体に鞭打って走り回ってしまうのが悲しい性。大量に撮影した4K動画の編集作業に追われ、記事の公開がすっかり遅くなってしまいましたが(言い訳です)、楽しかった恵幸祭の余韻に浸りながら、今日も扇風機しかない理科室で静かにキーを叩いています。
令和8年度 恵幸祭:アカデミック発表
「好き」を深掘りし、教室の枠を越えて世界と繋がる
オープニングセレモニーの熱気冷めやらぬ中、続いて「アカデミック発表(有志研究発表)」が行われました。本校、とりわけ池田恭彦校長が熱心に推進している「探究活動」の大きな成果発表の場でもあります。
発表に先立ち、池田校長からこの企画の趣旨について説明がありました。自身の学生時代を振り返り、「知識をできるだけ詰め込み、テストの日に間違いなく再現する」という従来の勉強ばかりでは、今の時代に求められる力が身につかないことに触れました。もちろん基礎学力は不可欠であり、「それがないと拡張性がない」と念押ししつつも、それと同じくらい「自分で興味を持ったことをどんどん深く掘り下げていく」学びや、「学校の中だけで完結せず、地域や大学の先生など外と連携していく」学習がこれからは重視されると熱く語りました。
本校が探究活動に全力で取り組む理由は、まさにその「拡張性のある学び」を育むためです。昨年もクラスごとに「大阪万博」をテーマにした探究発表を行うなど、学校全体で継続的に新たな学びの形を実践してきました。今年はそのさらなる発展の象徴として、生徒一人ひとりが自分の好きなことをトコトン掘り下げて自由に発表する「アカデミック有志発表」のステージが設けられました。
【有志研究発表①】田口紗衣良さん(1年)「浮世絵と美意識」
トップバッターを飾ったのは、1年生の田口紗衣良さん(1年1組 下館南中出身)です。テーマは「浮世絵と美意識」。菱川師宣の代表作『見返り美人図』を引き合いに出し、現代と江戸時代とで「美人の価値観」が大きく変化していることを解説しました。また、浮世絵が当時の庶民にとって数百円で手に入る「初期のグラビア・ポスター(ブロマイド)」であり、現代の「推し活」に通じる娯楽であったことを紹介し、会場の興味を惹きつけました。さらに、喜多川歌麿や東洲斎写楽といった絵師の人間性にも迫り、葛飾北斎が生涯で93回も引っ越しをした理由が「掃除が苦手だったから」というユニークなエピソードも飛び出しました。
【有志研究発表②】鈴木啓真さん(2年)「映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の魅力」
続いて登場したのは、2年生の鈴木啓真さん(2年3組 大和中出身)です。大好きな映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』への愛を存分に語りました。鈴木さんはイベントでドク役の俳優から直接サインをもらうほどの熱狂的なファンです。発表では、本来1作で完結する予定だった本作が、ラストのジョークのテロップを真に受けたファンの声により、急遽パート2とパート3が1年未満の驚異的なスパンで制作・公開されたという裏話を紹介しました。また、個性豊かなキャラクターの魅力や、各時代で共通する「お約束のシーン」、そしてカルバン・クラインの下着ネタなどの小ネタまで、映画を深く分析した見事なプレゼンテーションを披露しました。
【有志研究発表③】中島彩花さん(3年)「周期表、音、時間、科学」
有志発表の最後は、3年生の中島彩花さん(3年2組 明野中出身)による「周期表、音、時間、科学」です。中島さんはアニメ『Dr.STONE』をきっかけに化学の魅力にのめり込んだそうです。Caを水に入れると激しく反応することを紹介し、元素周期表を「元素版のMBTI(性格診断)」と表現して、その規則性の面白さを分かりやすく説明しました。観客席の生徒から原子番号を聞いてその元素を即答する「元素当てチャレンジ」では見事に全問正解し、会場から大きな拍手が湧き起こりました。最後に、融点が約3400度と金属で最も高く、エジソンの白熱電球のフィラメントにも使われた大好きな元素「タングステン 「W」:ドイツ語の「Wolfram(ウォルフラム)」が由来です」への愛を熱く語りました。
グループ探究発表:「秘密部隊 なないろの挑戦」
続いては、2年生5名によるグループ研究発表です。メンバーは、大谷彩莉さん(2年3組 結城中出身)、小松崎彩友さん(2年6組 下館中出身)、金敷澪さん(2年5組 大和中出身)、岩見萌花さん(2年6組 桜川中出身)、大地遥寧さん(2年1組 結城中出身)です。
彼女たちの活動のきっかけは、今年1月末のとても寒い朝のこと。昇降口で「朝の挨拶活動」をしていた池田泰彦校長の近くに置いてあったストーブに、思わず駆け寄って暖まっていた1人の生徒に、池田校長が話しかけたことが全ての始まりでした。その後、担任の湯本教諭から「放課後、校長室に行くように」と言われ、友達を誘って5名で校長室へ行くと、そこで思いもよらぬ一大プロジェクトを託されることになりました。それは、校長が以前から構想していた「下館二高の生徒たちが何かに取り組むことで、筑西市の活性化を図れないか」という思いを形にする、『筑西しあわせ夢グルメ』プロジェクトでした。
「新しい食べ物のメニューを考案し、市民の皆さんにありそうでなかったものを提案する」という課題に対し、「何か面白いことをしてみたい!」という純粋な気持ちで活動をスタートさせた彼女たち。大学芋の上をいく「高校芋」の開発を目指し、生クリームやクラッシュオレオを合わせるなど試行錯誤を繰り返しました。現時点ではまだ完成には至っていないものの、「正解重視」ではなく「プロセス(過程)重視」を掲げ、失敗を前向きに捉えながら仲間と話し合ってアイデアを形にしていく面白さを発表し、探究活動の醍醐味を存分に伝えてくれました。
グループ探究発表:県立高校の校歌にみる地域の特色(図書委員会)
最後は図書委員会による、茨城県立高校の校歌についての探究発表です。県内108校の校歌を地区ごとに分析し、県西・県南地区では「筑波山」、県央・県北地区では「太平洋」や「那珂川」など、地域のランドマークが歌詞にどのように反映されているかを調査しました。また、鹿行地区の波崎高校の校歌を有名な現代詩人である谷川俊太郎氏が作詞しているという驚きの事実をクイズ形式で紹介しました。発表の結びには、少子高齢化による統廃合で廃校となり、歌われなくなってしまう校歌への想いが語られ、母校の校歌をいつまでも誇りを持って歌い継いでいこうというメッセージで締めくくられました。
中学生の皆さんへ
下館二高の文化祭「恵幸祭」は大盛況のうちに幕を閉じました!今年もただお祭り騒ぎをするだけでなく、文化祭本来の「文化的な行事」としての側面を大切にし、「探究活動(アカデミック発表)」の取り組みが行われました。シン・館二スローガン『Start from Zero to One ~無から有の創造~』のもと、生徒たちがゼロから自らの興味を掘り下げ、形にした発表はいかがでしたか?館二ならではの「学びの面白さ」や「創造性」を、このレポートから少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。7月30日・31日の学校説明会で、皆さんと直接お会いできる日を楽しみにしています!
保護者の皆さまへ
日頃より本校の教育活動へ温かいご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。皆様のおかげで、本年度の恵幸祭も無事に終了いたしました。今年も単なるお祭りにとどまらず、本校が特に力を入れて推進している「探究活動」の成果を発表する場を設け、より「文化的」な行事へと深化しました。シン・館二スローガン『Start from Zero to One ~無から有の創造~』のとおり、生徒たちが自らの問いをゼロから立ち上げ、失敗を恐れずに挑戦する姿が随所に見られました。仲間と協働し、学びを楽しむ子どもたちの確かな成長の軌跡を、このレポートを通じてぜひご覧ください。
【編集後記】
恵幸祭の熱気をお届けしたく、今回は生徒たちの素晴らしい「アカデミック発表」の様子を記事にまとめました。実はこの記事、荷物当番を終えて大急ぎで駆けつけた私が、当日なんとか撮影できた動画を見ながら、せっせと文字起こしをして作成しています。
動画のシークバーを何度も行き来させて直すのは面倒で、ふと「生徒たちに直接原稿やパワポのスライドのデータをもらえば、もっと早く正確にできたのでは……?」と気づいてしまいました(苦笑)。ちなみに、最初は思わず「動画を巻き戻しながら」と書きそうになったのですが、どうやら今時の若者には通じない死語なのだとか。カセットテープやビデオテープと共に青春を過ごした、昭和生まれ・昭和採用の悲しい性(さが)ですね。
とはいえ、生徒たちの情熱あふれる声や会場の歓声を画面越しに何度も聞けたのは、文字起こしを担当した者だけのちょっとした役得でした。これからも、形を変えながら進化していく生徒たちの姿を、陰ながら追いかけていきたいと思います。
令和8年度 恵幸祭(文化祭)
開祭式 & オープニングセレモニー
令和8年6月18日(木)、本校体育館にて「令和8年度 恵幸祭(けいこうさい)」の開祭式およびオープニングセレモニーが盛大に挙行されました! 今年の恵幸祭は、初日にオープニングセレモニーと探究活動発表会、2日目に校内公開、そして3日目に一般公開という、3日間にわたる充実したスケジュールで開催されます。司会の刈部栞花さん(3年1組 桃山学園出身)の進行のもと、柴山咲良さん(3年4組 下館西中出身)による開会の言葉で、館二生全員が待ち望んだ特別な数日間がいよいよスタートしました。
伝統を誇りに、時代とともに変化する「恵幸祭」――校長挨拶
挨拶に立った池田校長からは、テーマである『レトロが彩る、今だけの瞬間』に寄せて、本校の歴史に深く根ざしたエピソードが紹介されました。 「今年から毎年の開催となり,さらに時代を反映してキャッシュレス決済(au PAY)という新たな制度を導入しました。このように変化を続ける一方で、なぜ『恵幸祭』というのか。調べたところ、今から100年前、昭和の初期に当時の生徒たちが手作りして名前を付けた庭園が『恵幸園』という名前だったのです。その大切な伝統の名前を今に繋いでいる本校を、改めて非常に誇らしく思います。100年前の先輩方は、今も遠い空の上から後輩たちを見てくれているはずです。地域の方々や中学生の皆さんにも、みんなが充実して過ごすこの学校の魅力がじんわりと伝わるよう、『恵幸』という名前を今年もまた繋いで、新たな一年にしていきましょう」と、伝統と革新を重んじる熱いメッセージが送られました。
「主役はここにいる全員!」――生徒会長による熱いスタートの合図
続いて、生徒会長のタンドアル マーベリックさん(3年3組 下館西中出身)が、シン・館二スローガンである『Start from Zero to One ~無から有の創造~』に触れながら熱いメッセージを届けました。 「この日のために、クラスや実行委員、有志団体の皆さんはたくさんの時間をかけてゼロから準備をしてきました。うまくいったことも、思い通りにいかなかったことも、そのすべての努力がこの文化祭を作っています。文化祭はみんなで学校を最高に盛り上げることができる特別な行事です。笑顔と元気でおもてなしをして、来場してくださる皆様にも最高だったと思っていただけるようにしましょう。主役はこの場にいる全員です!」と力強く呼びかけました。
そして、スローガンの「Start」にかけた会長の「Are you ready!? 盛り上がってるかい!? ぶんかさい、Ready......」の掛け声に、全校生徒が「Start!!」の大歓声で応え、会場のボルテージは一気に最高潮へ達しました。
華やかなる開幕のファンファーレ――オープニングセレモニー
諸注意ののち、実行委員長の大羽ゆずのさん(3年6組 下館西中出身)より、第58回恵幸祭の堂々たる開祭が宣言されました。 続くオープニングセレモニーでは、吹奏楽部が瑞々しくも迫力ある演奏を披露。映画『ライオンキング』の壮大なアフリカの大地を思わせるメロディーが体育館中に響き渡りました。
続いて演奏されたのは、今年のテーマ「レトロ」にふさわしい名曲『ヤングマン』! お馴染みの「YMCA」のポーズに合わせて会場が一体となる中、なんと生徒会長も飛び入りで参加し、さらなる盛り上がりを見せました。そして次なる曲、M!LKの『好きすぎて滅!』では、吹奏楽部員たちが軽快なダンスを披露。後半からは教員有志も合流し、キレキレのダンスで魅せる生徒たちに先生たちも混ざって一緒に踊るというサプライズ演出が飛び出し、会場は割れんばかりの手拍子と大歓声に包まれました。華やかで圧倒的な熱量とともに、明日からの公開に向けた最高の幕開けを飾りました。
中学生の皆さんへ
下館二高の文化祭「恵幸祭」は大盛況のうちに終了しました!今年度から毎年の開催へと進化し、館二の熱気はさらにパワーアップしています。今年のスローガン『レトロが彩る、今だけの瞬間』のもと、先輩たちが長い時間をかけてゼロから準備してきた特別な空間が校内いっぱいに広がりました。誰もが主役となって輝ける学校、館二ならではの創造性と笑顔あふれるおもてなしの雰囲気を、このレポートから少しでも感じ取ってください。7月30日・31日の学校説明会で、皆さんと直接お会いできる日を楽しみにしています!
保護者の皆さまへ
日頃より本校の教育活動へ温かいご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。生徒たちが情熱を注いできた恵幸祭は、皆様のおかげで無事に幕を閉じました。今年度のスローガン『レトロが彩る、今だけの瞬間』が示す通り、126年の伝統を大切に受け継ぎながらも、キャッシュレス決済など新たな変革に挑む生徒たちの姿が随所に見られました。仲間と協働し、今この瞬間に全力を尽くした子どもたちの確かな成長の姿を、このレポートを通じてぜひご覧ください。
【編集後記】
恵幸祭に向けて、意気揚々と撮影(写真と動画も!!)の準備していたのですが、直前になって若い先生から「3日間、荷物当番お願いできますか?」と爽やかな笑顔で頼まれてしまいました。
還暦を超えた副担任という立場ですから、若きエースの頼みとあれば裏方に回るのは喜んで引き受けるところです。今年から記録係のチーフでもなくなりましたからね……。そこからバタバタと日が経ち、気づけばもう7月。ずいぶんと遅いご報告になってしまいました。
これからも縁の下からひっそりと、生徒たちの輝く姿を応援していきたいと思います。
令和8年度 関東高等学校ライフル射撃大会 壮行会
精神を研ぎ澄まし、いざ関東大会へ!
少年女子ビームピストル県第1位の石塚さんを全校で激励
5月12日に行われた関東大会茨城県予選において、本校ライフル射撃部の石塚 楓さん(3年2組 結城中出身)が「少年女子10mビームピストル立射60発競技(BPWJ)」で見事第1位に輝きました! これを受け、6月5日から埼玉県の長瀞射撃場(〒369-1302 埼玉県秩父郡長瀞町野上下郷2395番地1)で開催される令和8年度関東高等学校ライフル射撃競技大会兼 第52回関東高等学校ライフル射撃選手権大会への出場を記念し、体育館にて全校生徒による壮行会が執り行われました。
強固な意志が生んだ大躍進――技術を超えた「日常の強さ」
選手紹介に立った顧問の中島教諭からは、県内でもわずか7校しか存在しないライフル射撃競技の特質と、石塚さんの驚異的な成長の軌跡が語られました。 わずか2名という非常に狭き門を見事トップで突破した石塚さん。特筆すべきは、わずか2週間前の県大会からスコアを「90点以上」も叩き伸ばし、合計501点(1発平均8.35点)という驚異的な自己ベストをマークしたことです。
中島教諭は、この大躍進の理由として、石塚さんが日々の学習や基本的生活習慣に誠実に向き合ってきた姿勢を挙げました。そして、「なかなか結果が出ずにもがき苦しんでいる人も、日々の学校生活の送り方を見直すことで、自らの可能性を最大限に伸ばすことができる」と全校生徒へ語りかけました。 結果が出ない苦しい時期を乗り越え、自らの手で未来を切り拓いたその姿は、まさに今年度のシン・館二スローガンである『Start from Zero to One 〜無から有の創造〜』の精神を体現するものでした。
「45分間で60発」の過酷な静寂――己の雑念と対峙する極限の戦い
続いてマイクの前に立った池田校長からは、まず壮行会のために5分前に行動し、整然と美しい列を作り上げていた生徒全員へ、伝統を立派に引き継ぐ姿への感謝と賞賛の言葉が送られました。
さらに池田校長は、みずからの体験も交えながら、ライフル射撃という競技の「想像を絶する大変さ」について熱く語りました。 「この競技は、相手の邪魔もなく、風などの自然環境にも左右されず、的も動かない。一見マイペースにできるように思えるが、だからこそ、人間が1日に数万回も行う『雑念や迷い』がすべて自分の銃口に跳ね返ってくる。そして何より、45分間で60発を撃ち続けるというのは、気の遠くなるような過酷な作業である。心臓が破裂するほど走るような派手さはないが、一瞬の気の緩みも許されない極限の集中力を60回、最初から最後まで維持し続けなければならない。自分を極限までさらけ出す、本当に厳しい孤独な戦いなのだ」 この秘めたる難しさに挑み、見事チャンスを掴んだ石塚さんへ、「存分に悔いなく、その一撃を全力で楽しんできてほしい」と力強いエールが送られました。
全校生徒の想いを胸に、最高の一撃を
生徒会長のタンドアル マーベリックさんからは、「日々の地道な練習を積み重ね、プレッシャーに打ち勝ってきた努力が本当に素晴らしい。これまで積み重ねてきた努力を信じ、自分らしい射撃をしてきてください。Do your best.」と全校生徒を代表して熱い言葉が掛けられました。
最後に、選手である石塚 楓さんから挨拶があり、「ここまで続けてこられたのは、ご指導していただいた先生方や応援してくださった皆様のおかげです。関東大会では自分のできる最高の記録を出せるよう精一杯頑張っていきます。下館二高の代表として、皆さんに良い報告ができるように全力を尽くしていきます」と、凛とした表情で決意を語ってくれました。
中学生の皆さんへ
下館二高には、このように全国大会や関東大会といった高い舞台を目指し、自分自身の限界に本気で挑戦している先輩たちがたくさんいます。勉強も部活動も、何事にも全力で打ち込んで自分を磨き上げたいという熱い想いを持った皆さんと、この校舎で一緒に切磋琢磨できる日を楽しみに待っています!
保護者の皆さまへ
本校では、単に技術や体力を鍛えるだけでなく、日々の基本的生活習慣の確立や学習への誠実な取り組みを通じて、生徒の「強い精神力と人間性」を育む指導を大切にしております。プレッシャーに負けず、高みを目指して日々成長していく子どもたちの挑戦を、ぜひ温かく見守り応援していただければ幸いです。
【編集後記】
今回の記事作成にあたり、私は録音データをAI音声認識エンジンに放り込み、文字起こしを行いました。技術の進歩で作業自体はとてもスマートになったのですが……。
以前であれば、こういう行事の後は顧問の先生が「これを記事にどうぞ」と手書きのメモをそっと差し入れてくれたものですが、最近はあまりないなぁ…と、ちょっとだけ寂しさを感じたり(笑)。
来年、再任用を迎える身として、どれだけスマートな時代になっても、昭和生まれとしては、ほんの少しのアナログな人情の温かみがちょっぴり恋しくなる今日この頃です。
令和8年度 恵幸祭(文化祭)
想いを一冊に!「恵幸祭パンフレット」が遂に完成いたしました
いよいよ6月20日(土)に開催を控えた本校の文化祭「恵幸祭」。当日の見どころやタイムスケジュールを余すところなく詰め込んだ「文化祭公式パンフレット」が遂に完成いたしました!
今年の文化祭ポスターは、本校の漫画研究会が素晴らしいデザインを手掛け、校内外でお祭り気分を大いに盛り上げてくれています。なお、今回のパンフレットはQRコードを読み取ることで、スマートフォン等からデジタル版を簡単に表示してご覧いただける仕組みになっています。
「無から有」を創り上げた生徒たちの軌跡
中を開くと、趣向を凝らしたクラス企画、各文化部・有志団体による熱いステージ発表のタイムテーブル、校内マップなど、恵幸祭を120%楽しむための情報がぎっしり網羅されています。
このパンフレットは、生徒会役員と文化祭実行委員が中心となり、企画からレイアウト、校正に至るまで全て生徒たちの手で制作されました。何度も修正を重ねて締め切りギリギリまで妥協せず作り上げたプロセスは、まさに今年度のシン・館二スローガンである『Start from Zero to One ~無から有の創造~』を体現するものでした。
注目企画!西駐車場に10台のキッチンカーが集結
今年の恵幸祭は食欲も満たされます!西駐車場には、なんと10台ものキッチンカーが出店。カレー、焼きそば、からあげから、冷たいかき氷やスイーツまで、バラエティ豊かなメニューが勢揃いします。
中学生のみなさんへ
当日、受付にてパンフレットをお配りいたします。※中学生はチケット不要ですので、お気軽にご来場ください。館二生の熱量と活気があふれる校内を、ぜひ隅々までお楽しみください!
保護者の皆さまへ
生徒たちがゼロから創り上げたパンフレットには、努力の結晶が詰まっています。当日はぜひ、彼らの輝く姿とともに、このパンフレットも記念としてお持ち帰りいただければ幸いです。
【編集後記】
「よし、今年はたくさん写真を撮るぞ!」と意気込んでいたのですが……防犯上の観点から急遽「生徒の荷物当番」を拝命いたしました。
還暦を超え、担任ではなく副担任という立場ですから、こういう時に裏方に回るのは仕方のないことです。(これもベテランの大事なお役目ですね……笑)
というわけで、ホームページに写真や記事が少なくてもご容赦下さいね。
令和8年度 第1学年 土曜講座 進路行事
先輩たちの「リアルな声」に学ぶ!卒業生による受験報告会
令和8年5月30日(土)の土曜講座実施日、第1学年の生徒240名を対象に、この春に本校を卒業した3名の先輩方をお招きして「卒業生による受験報告会」を第二体育館にて開催しました。
明治33年(1900年)創立の長きにわたる歴史と、輝かしい伝統を誇る本校。その大きな強みは、数多くの優秀な卒業生たちが築き上げてきた「確かな実績」と「学びの精神」が、時代を超えて後輩たちへとダイレクトに受け継がれる縦のつながりにあります。今回の報告会は、まさにその『伝統の継承』を体感する本校ならではの貴重な行事となりました。
今回の報告会は、1年生の各クラスの代表生徒たちが、司会進行やインタビュアーを務める「パネルディスカッション形式」で運営されました。自ら「問い」を立て、対話を通して先輩たちの生きた経験から必要な情報を引き出すこのインタビュー活動は、これからの高度情報化社会において最も重視される「情報活用能力」を高めるとともに、本校が推進する「探究活動」の基礎となる大切なプロセスでもあります。代表生徒たちは緊張しながらも大きな声で堂々と先輩たちに質問をぶつけ、会場を盛り上げました。
入学してまだ数ヶ月、高校生活のスタートラインに立ったばかりの1年生たち。今年度からのシン・館二スローガンである『Start from Zero to One ~無から有の創造~』の言葉通り、伝統のバトンをしっかりと受け取りながら、自らの未来を「1(One)」へと創り上げていくための大きな第一歩を踏み出しました。
登壇していただいた3名の先輩方
今回、生徒たちの鋭いインタビューに応えてくれた先輩方は、高校生活を重視する「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」、また公務員の「一般受験」で見事合格を勝ち取った、まさに1年生にとって一番身近で頼れるロールモデルです。
【ディスカッション①】テストへのモチベーション
生徒代表の質問:「高校の定期テストは科目数も多く難易度も上がりますが、先輩方はどのようなモチベーションで臨んでいましたか?また授業の受け方のコツを教えてください。」
この問いに対し、伊東さんは「推薦を勝ち取るために、常に高得点を目指す強い気持ち」、長濱さんは「苦手科目でも赤点を絶対に取らないこと」、野尻さんは「『やらなきゃいけないからやろう』と必死に頑張り、常に平均点以上を目標にしていた」と、それぞれのスタンスを等身大で語ってくれました。
授業の工夫については、「板書を書写するだけでなく、先生が口頭で言った大事なことをメモする(伊東さん)」、「要点をノートにまとめ、ワークを繰り返す(長濱さん)」、「授業後にワークを一通り解き、分からない部分はすぐ友達や先生に相談する(野尻さん)」など、1年生にとって直ちに自身の学習へと還元できる具体的な手法が提示されました。
【ディスカッション②】誰もが悩む「スマホやゲーム」の誘惑を断ち切るアイデア
生徒代表の質問:「勉強をしなければいけないと分かっていても、どうしてもスマホやゲームの誘惑に負けそうになります。どうやってコントロールしていましたか?」
「スマホの電源を切る、または勉強している場所とは違う部屋に置いて、とにかく自分の目に入らないように工夫して誘惑を断ち切っていました。」
「『ここまで勉強を進めたら少しゲームをしていい』と自分の中でご褒美を設定し、勉強の合間の息抜きとして使うことで、逆に集中力を保ちました。」
「勉強すると決めた前日には、スマホをあえて充電せず、バッテリーが0%になるようにしていました。使いたい時に物理的に使えない状態を作る究極の方法です!」
【ディスカッション③】「部活動」は最大の武器になる!
生徒代表の質問:「皆さんは部活動でも中心となって活躍されていましたが、部活を続けていてよかったこと、大変だったことは何ですか?」
意見をまとめる苦労を乗り越え、多くの仲間を得たテニス部の伊東さん。出されたメニューをこなすだけでなく、自分たちで練習メニューを考えたことで面接にも活きる「思考力」を身につけた陸上部の長濱さん。初心者からスタートし、暑い日も寒い日も3年間辞めずに剣道を続けたことで、受験のつらい時期を乗り越える「精神力と体力」を得た野尻さん。
先輩方は口を揃えて、「部活動を最後まで全力でやり抜いた経験こそが、受験の時に面接官に最も深く刺さり、自分を支える強力な武器になった」と熱く語り、部活をやり抜くことの大切さを後輩たちに訴えかけました。
【ディスカッション④】気になる疑問!面接練習の時期と資格試験
パネルディスカッションの後半戦では、会場の1年生全員に向けて「他に先輩に質問がある人!」と呼びかけ、生徒たちが自ら挙手をして直接疑問をぶつける時間が設けられました。
生徒からの質問1:「実際の『面接の練習』はいつ頃から始まるんですか?今からできることはありますか?」
先輩方の回答:「本格的な面接練習がスタートするのは、3年生の夏休み前や夏休み期間からです。ただ、面接で話す『中身(ネタ)』は1〜2年生のときのすべての行動も対象です。今からできる一番大切なことは、日頃から学校行事や部活動、委員会活動などに全力で取り組み、面接官の前で胸を張って語れるエピソード(自分だけの強み)をたくさん作っておくことです。」
生徒からの質問2:「部活や定期テストの勉強のほかに、今のうちからとっているといい資格はありますか?」
先輩方の回答:「英検(実用英語技能検定)は絶対に受けておいたほうがいいです!総合型選抜や学校推薦型選抜では、英検準2級や2級以上を持っていると、出願条件をクリアできたり試験の点数に加点されたりと、圧倒的に有利になります。一般受験でも英語の基礎体力として大いに役立つので、比較的スケジュールに余裕がある1〜2年生のうちに、計画的に挑戦して取得しておくことを強くお勧めします。」
【後輩たちへ】オンとオフを大切に、あっという間の3年間を楽しんで!
最後に、高校生活のスタートラインに立ったばかりの1年生へ向けて、熱いメッセージが送られました。
- 「テスト期間に焦らないよう、1年生のうちから計画的に勉強し、評定を意識してほしいです。でも、文化祭や体育祭の時は思い切り楽しんで、今しか着れない制服を着てたくさん思い出を作ってください!(伊東さん)」
- 「3年間は振り返ると本当にあっという間です。部活、勉強、遊ぶことのメリハリをしっかり大事にして、高校生活を楽しんでください(長濱さん)」
- 「高校の友達は一生ものです。たくさん友達を作ってください。オンとオフをしっかり切り替えれば、高校生活を全力で楽しむことができます!(野尻さん)」
熱いディスカッションが交わされるなか、先輩たちの言葉を手元のワークシートに真剣に書き留めていた1年生たちは、代表生徒による立派な謝辞と温かい拍手で報告会が締めくくられると、この日得た確かな刺激を胸にここから本格的な挑戦をスタートさせます。今後の彼らのさらなる成長と飛躍に、どうぞご期待ください。
中学生のみなさんへ
下館二高には、皆さんの少し前を歩き、迷った時にリアルな道しるべとなってくれる優しくて優秀な先輩たちがたくさんいます!
明治33年から続く素晴らしい伝統のもと、勉強はもちろん、部活動や学校行事にも全員が全力で打ち込める環境が整っています。皆さんもぜひ下館二高で、先輩たちから受け継がれる熱いバトンを感じながら、自分だけの『Start from Zero to One ~無から有の創造~』を一緒に体感してみませんか? 入学をお待ちしています!
保護者の皆さまへ
1年生は高校生活の確かな土台(ゼロ地点)を築くとともに、本校の伝統ある校風に触れて成長していく大切な時期です。
年齢の近い卒業生たちのリアルな言葉は、生徒たちの心に深く響いたことと思います。ご家庭でも「スマホとの上手な付き合い方」や「資格試験への挑戦」など、背中を押してあげるきっかけにしていただければ幸いです。私たち第1学年教員団も、伝統ある本校の誇りを胸に、生徒の成長を全力で支えてまいります。
【編集後記】
前回の進路行事ではカメラが熱暴走するトラブルがありましたが、多くの先生方が写真を撮ってくれており、「撮影の協力体制も『Start from Zero to One』だ!」と密かに喜んでおりました。
今回はカメラの設定を見直し、全編の録画と文字起こしに見事成功!……が、なんと今回写真を撮っていたのは私一人だけ。まあ、公式な「記録係」は私に割り振られていたので、誰も間違ったことはしていないのですが。「ゼロじゃなくなった!」と思ったのに、見事にゼロに戻るというオチでした(笑)。
というわけで、今回の掲載写真はすべて私が撮影したものです。来年は再任用になる、シニア教員のいぶし銀のカメラワークを、ぜひ温かい目でご覧ください!
令和8年度 第2学年 進路講演会
笑いの中で見つける、自分の未来!「進路漫才」で考えるキャリア選択
令和8年5月25日(月)の7時限目、本校の第二体育館にて、2年生を対象とした「進路講演会」が開催されました。高校生活の折り返し地点を目前に控え、部活動や日々の勉強、そして自分自身の進路選択と真剣に向き合い、日々頼もしく頑張っている2年生たち。今年度はそんな彼らの背中をさらに力強く後押しするため、2学年の教員団も一丸となって企画に奔走し、「総合的な探究の時間」の一環(キャリア教育)として、「進路漫才・やりたいことの見つけ方」をテーマに実施。お笑い芸人として第一線で活躍されながら、教育現場や社会課題の解決にも深くコミットしているプロフェッショナルなお二人を講師にお招きしました。
驚くべきは、その圧倒的な熱量とプロの技術です。通常の講演会といえば講師がパイプ椅子に座って話すスタイルが一般的ですが、お二人は50分間フルで最初から最後までずっと立ったまま、それぞれマイクを握り締め、生徒たちに熱いメッセージを語りかけ続けてくれました。さらに、予定時刻ピッタリに講演を終わらせる完璧な時間配分は、まさにプロの芸人ならではの凄み。体育館が揺れるほどの笑いに包まれながら、自らの生き方やキャリアについて深く探究する、極めて有意義な時間となりました。
講師プロフィール
嘘の世界(ネット・ゲーム)とリアルをハッキリ分ける―笑いから学ぶ、相手への想像力
講演の序盤、矢島氏と丸沢氏による軽快な漫才がスタート。矢島氏が「実は僕、埼玉医科大学・短期大学の社会科の先生を3年間しておりました」と元教師としての異色の経歴を明かした流れから、会場にいた本校の先生へのインタビューが始まりました。矢島氏からの「専門は何ですか?」「好きな時代は何ですか?」という問いかけに対し、2学年主任の吉田教諭が「田沼意次の時代です」と絶妙なチョイスで答えると、体育館は大爆笑。こうした温かい客席巻き込みの笑いから、講師による「名前の読み方をいじるネタ」へとテンポよく展開していきました。
ドッと笑いに包まれる体育館でしたが、ここから話は一転、非常に深い人権のテーマへと繋がっていきます。講師の矢島氏は、「テレビやネット、ゲーム、お笑いのネタというのは『嘘の世界』。けれど、その嘘の世界をリアルなコミュニケーションに持ち出すと若干危険なんですよね。(ゲームやテレビの真似をして誰かを傷つけるようなことです)」と、生徒たちに強く語りかけました。
「リアルと嘘の世界をハッキリ分けるべきなんだけど、今みたいなネタから『現実の世界で笹見 翔くんのことをササミフライって呼んだり、若井 翔くんのことをヤングジャンプって呼んだりしてイジるのはちょっと違うよね』とか、考えてもらうんです。呼ばれた翔くんが楽しいと思ってくれるか、それともモヤッとしてたりするのかな...とか。僕らはどこまで行っても『笑いで考えてもらう』、笑いで何かに貢献するっていうことをやっています」と言葉を重ねられました。この力強いメッセージに生徒たちは深く頷き、自分たちの普段の言葉遣いやコミュニケーションのあり方を静かに振り返っていました。
「なんとなくフリーター」は絶対にダメ!生涯賃金から見るリアルな現実
中盤では、高校生が一度は考えがちな「別に夢や目標はないけど、誰にも縛られないからフリーターでいいんじゃない?」という疑問に対して、講師のお二人から鋭い指摘がありました。
もちろん、「お笑い芸人やミュージシャンなど、どうしても叶えたい夢を追いかけるために時間を確保する手段」としてフリーターを選ぶのは仕方がないこと。しかし、「なんとなく楽そうだから」という理由でフリーターになるのは絶対にやめた方がいいと力説されました。
フリーターのメリットは「時間が自由に使えること」。しかしその裏には、「有給休暇が出ない」「クビだと言われたらその後の保証がない」「どれだけ頑張っても時給が一定で、成果が反映されにくい」という大きなデメリットが隠れています。
さらに衝撃的だったのが「生涯賃金」のお話です。時給1,000円で週40時間働いたと仮定した場合、フリーターの生涯賃金は約7,000万円。一見大金に見えますが、実はこれ、正社員として働く人のなんと「3分の1」程度なのだそうです。「結婚できるか?家を建てられるか?といったら厳しい現実がある」と語り、自らの進路をしっかり考えて選ぶことの重みを、生徒たちに真剣に伝えてくれました。
まずは自分の「やりたいこと」や「夢・目標」「理想の自分」を思い描くこと。矢島氏自身もかつて抱いた「お笑いを通じて、リアルな世界で悩んでいる子たちの力になりたい、教育現場で働く芸人になろう!」という強い意志がすべての原点だったと語られました。
次に、自らの「得意なこと」や「好きなこと」「長所」「資格」。人を笑わせるトーク力や趣味の知識など、自分に何ができるかという武器を自覚し、磨いていくことが将来の大きな足がかりになります。
しかし、Will と Can があるだけでは「職」としては成立しません。そこに「自分が役に立てそうな場所(社会の需要)」があって初めて仕事になります。講師陣はプロの厳しさとして『M-1グランプリ』の例を挙げ、決勝に残って多くの人を笑わせて初めて社会から求められるようになる現実を提示。「職業は自分がやりたいだけではダメで、みんなから必要とされなければ成立しない」という重要な本質が示されました。
「世の中で困っている人を助けたい」という視点に、隠れた仕事(ニーズ)がある
では、一般的な Need がないものは諦めるべきなのか? そこで講師が提示したのが、「世の中で困っている人たちを助けたい、という視点を持つと、そこに実は『仕事(ニーズ)』が隠れている」という画期的な考え方です。
昔から「働く(はたらく)」の語源は、「傍(はた)を楽(らく)にする」ことだと言われます。つまり、自分の周りで困っている人や苦労している人を助けて「楽にしてあげる」ことこそが仕事の本来の姿であり、そこに社会からの確かな Need(需要)が生まれるというわけです。
ここで熱弁を振るったのが、「スズメバチ芸人」の丸沢氏です。東京農業大学でハチ(蜂)を研究した丸沢氏は、大好きなハチの知識(Will・Can)を活かし、「ハチの目はモノクロの世界(白黒)で見ているため、黒などの濃い色に激しく反応して襲ってくる。だから白い帽子や服を身につければ安全」という、大学での研究に裏付けられた正確な科学的知識を、実際の幼稚園での講演会(出前授業)で子どもたちに直接伝えて、彼らをハチの危険から守っているのだそうです。
一見、お笑い界ではNeedが少なそうな「ハチマニア」という個性. しかし、この確かな知見をもとに「園児や地域の人々を危険から守りたい(=傍を楽にしたい)」という地域の困りごとにアプローチしたことで、幼稚園や保育園だけでなく、今では公的機関や自治体からも出前授業の依頼が殺到する存在に。これこそが、社会から本気で求められる唯一無二の Need(需要)へと昇華された、素晴らしい探究のロールモデルです。
「自分の好きなことや得意なことが、最初から社会に求められていないと嘆く必要はない。世の中を広く見渡して諦めずに探せば、あなたの力を必要としてくれるニーズは必ずどこかにあるんだ!」という丸沢氏の力強いメッセージは、偏差値やイメージだけで進路を狭めてしまいがちな生徒たちの心に、大きな希望と視野の広がりをもたらしてくれました。
生徒たちの心に響いたメッセージ(Classiポートフォリオより)
【ポートフォリオとは】
学校生活には、勉強以外にも気づきや学びが多くあります。「ポートフォリオ」は、そういった日々の学習の気づきや部活動のこと、進路の悩み、将来の夢などを、自分の言葉で記録できる機能です。積み重ねた記録は、自らの成長を客観的に振り返るきっかけとなり、新たな行動へとつながります。今回はそこに綴られた、生徒たちの生の声をご紹介します。
- 「名前の呼び方のネタ」から学んだモラル
「笑いをとりながら進路に大切なことを分かりやすく教えてくれるのでとても楽しかったです 一番印象に残ったのは名前の呼び方のネタで現代のモラルを守ってほしいということが分かりました(湯田 桜加さん)」 - 「Will・Can・Need」と社会から必要とされること
「職は自分がやりたいだけではなくみんなから必要とされなければダメだとわかった。また、自分の好きなことから誰かに必要とされている職を見つけることが大切だとわかった。will,can,needを順番に考えて自分がやりたいことできることを踏まえて将来の夢を決めていきたい。また大学はオープンキャンパスに行き、偏差値やイメージだけで決めずに、卒業後の進路まで考えて進学する大学を決めたいと思った。(塚本 千晶さん)」 - 趣味の延長線上にある幅広い職業(ハチ芸人)
「この講演を聞いて感じたことは世の中公務員や会社員の他、趣味や特技などの延長線の先にも仕事がたくさんあるという事です。蜂が好きだから人々に蜂がどう言うものなのかなど幅広い職業があると言うことがわかりました。自分のしたいことややりたいことを見つけ、それを大学など職業などに活かす(兼村 悠太郎さん)」
中学生のみなさんへ
下館二高では、日々の授業だけでなく、今回のような「進路漫才」といった楽しくてためになるキャリア教育行事をたくさん用意しています!高校卒業後のさらに先の未来を見据え、一人ひとりの「Will(やりたいこと)」を引き出すサポートが充実しています。
6月20日(土)には本校の文化祭である「恵幸祭(けいこうさい)」の一般公開も控えています。館二の温かく活気ある雰囲気を、ぜひ直接体感しに来てくださいね!
保護者の皆さまへ
2年生はいよいよ自分自身の進路と本格的に向き合う大切な時期です。「働くとは何か」「どんな条件で学校を選ぶべきか」を学ぶ良い機会となりました。ご家庭でもぜひ、お子様の「Will(やりたいこと)」や「Can(得意なこと)」についてお話しされてみてください。
私たち教職員も、引き続きご家庭と「両輪」となって、生徒一人ひとりの進路実現に向けた「伴走者」として全力でサポートしてまいります。
【編集後記】
実はこの記事には裏話があります。私は普段、黒い画面にコマンドを打ち込む「CUI環境」を愛用しており、今回も最新AIで爆速の文字起こしを行い「還暦過ぎでも最先端だぞ!」とドヤ顔をするはずでした。しかし、会場の熱気のせいか愛機が熱暴走し、録画データが途切れる大ピンチに!
その穴を見事に埋めてくれたのが、生徒たちがClassiの「ポートフォリオ」に書き残した熱い記録でした。今回は彼らの等身大の力強い言葉に、私自身が救われる形となりました。
熱暴走で止まったカメラとは対照的に、生徒たちの熱量はここからが本番。『Start from Zero to One』の言葉通り、ゼロから未来を創り出す彼らの姿を、来年からの再任用を控えた身として、これからも全力で記録し続けます!
令和8年度 PTA総会・進路後援会総会のご報告
シン・館二スローガン『Start from Zero to One ~無から有の創造~』とともに
令和8年5月16日(土)、本校にて授業参観、各PTA支部総会に続き、第一体育館において「PTA総会」および「進路後援会総会」が続けて開催されました。当日は出席者239名、委任状458名により総会が成立し、用意されたすべての議事が滞りなく審議・承認されました。
PTA総会:学校と家庭の「両輪」で子どもたちを支える
池田校長からの学校近況報告とこれからの課題
校長挨拶の中で池田校長は、まず初めに卒業式での心温まるエピソードを語りました。
「3月1日に234名の卒業生を見送りました。その日もですね、今日のような素晴らしい快晴で、厳粛な式の後、卒業生の生徒がご参加いただいた保護者の方に歌のプレゼントをするといった、本当に感動する1日を残してくれました。当然ながら今その歌を聞くことはできないわけですけれども、中庭のところを通るたびに歌が聞こえてくるような、そんな気持ちで我々職員として、いつも過ごしております。」
4月には240名の新入生を新たに迎え、生徒たちが日々の学校生活に順応しつつある姿に安堵を示す一方で、周辺地域の少子化進行に伴い、クラス数の維持や教育予算のやり繰りといった学校規模縮小に関する今後の厳しい見通しについても説明しました。
このような素晴らしい生徒たちをさらに伸ばしていくためにも、そしてこれからの課題を乗り越えていくためにも、些細なことでもご家庭から学校へ連絡をいただきたいと強調し、家庭と学校がしっかりと「両輪」となってお子様を前に進めていく体制を作っていくことが不可欠だと熱く呼びかけました。
併せて、生徒の安心・安全な環境を守る取り組みとして、プライバシーに十分配慮した上で、夏休み期間を中心に校内の共用部へ防犯カメラを設置する計画についても報告がありました。
新体制のスタート:教育目標達成に向けた緊密な協力
議事では、令和7年度の事業報告や決算報告、令和8年度の事業計画・予算案がすべて拍手をもって承認されました。役員改選においては、下館支部の佐藤 文代様が新PTA会長として承認され、新体制による新たな歩みがスタートいたしました。
PTA会則にも掲げられている通り、本会は、会員相互の緊密な協力によって、よりよい保護者、よりよい教師となるため、教養の向上をはかり、本校教育の目標達成に協力することを目的としています。この大切な理念を引き継ぎ、これまで長きにわたり本校の発展にご尽力され退任される旧役員の皆様へ感謝状が贈呈されるとともに、新体制のもとでさらなる協力体制を築いていくことが確認されました。
進路後援会総会:一人ひとりの「伴走者」として寄り添う
新役員によるサポート体制の確立と推進
PTA総会に続き実施された進路後援会総会では、新会長として岩見 祐季様が推挙され、承認をいただきました。総会資料にも明記されている通り、本会の会則第1条では「本会は、下館二高生徒の保護者をもって組織し、生徒の進路実現ならびに個性の伸長に寄与することを目的とする」と定められています。進路決定という生徒たちの人生の大きな転換期を支え、一人ひとりの可能性を最大限に引き出すため、新体制のもとで保護者と教職員が一体となったサポートをさらに推進してまいります。
卒業式から3週間後、3月24日のサクラサク物語
進路後援会総会での挨拶では、池田校長から前年度の卒業生に関する胸が熱くなるエピソードが紹介されました。多くの同級生が年内や2月までに進路を決めてほっとしている中、卒業式を迎えてもなお、たった一人で進路への挑戦を続けていた女子生徒がいたそうです。
目に見えないプレッシャー、不安を抱えながらも自分を信じて戦い続けた彼女は、卒業式から3週間以上が経過した3月24日、校長室に「昨日大学に合格しました」と晴れやかな笑顔で報告に来てくれました。
この粘り強い努力が見事に大輪の花を開かせた瞬間に教職員一同も大きな感動をもらい、今後の進路指導へ向けてさらに情熱を注ぐ決意を固めたと語りました。重要な局面に立ち向かう生徒たちに対し、最後は晴れやかな気持ちで新しいスタートを切ってもらえるよう、学校と保護者が脇を走る「伴走者」として共に支え合っていきたいと想いを述べました。
中学生のみなさんへ
進路(高校選び)の悩みは一人で抱え込まず、いつでも中学校の先生や家族に相談してください。周りが先に進路を決めて焦ることもあるかもしれませんが、自分のペースでしっかりと道を切り拓いていくことが大切です。下館二高は、そんな頑張るみなさんを全力で応援しています!
また、6月20日には本校の文化祭である「恵幸祭(けいこうさい)」が控えています。高校生活の雰囲気を直接感じられる絶好の機会ですので、ぜひ遊びに来てくださいね!
保護者の皆さまへ
進路の話になると、お子様の表情が硬くなる時期もあるかもしれません。ですが、それが自分の将来と真剣に向き合っている証拠でもあります。ご家庭と学校が協力し合い、両輪となって子どもたちを温かくサポートしてまいりましょう。
なお、6月20日の恵幸祭につきましては、安全確保を第一とし、グラウンド等への駐車場確保を行わないこととなりました。当日は公共交通機関等でのご来場をお願い申し上げます。
【編集後記】
本年度の総会も、保護者の皆様の温かいご協力をもちまして、無事に1本の充実した記事としてご報告することができました。学校の現状や課題、そして子どもたちの未来に向けた熱い想いが共有され、家庭と学校の「両輪」、そして「伴走者」としての絆がより深まったのを感じる一日でした。
さて、授業参観の教室や総会で熱気あふれる体育館の中、カメラを構えてベストアングルを狙いながら、あっちへウロウロ、こっちで背伸びをして必死に動き回っていた人物にお気づきでしたでしょうか? ……はい、私です(笑)。今後もカメラを片手に「子どもたちの輝く瞬間」を撮影します!極上の「館二スマイル」がこのホームページを鮮やかに彩る日を、ぜひワクワクしながら楽しみに待っていてくださいね。……今年で定年延長が終わり、来年からは再任用。もしかしたら異動かもしれないので、いられるうちに、全力で撮りまくります!(笑)
令和8年度生徒総会「シン・館二」がいよいよ始動!
「無から有の創造」へ。全校生徒で踏み出した新しい一歩
5月11日の第7時限、体育館に全校生徒が集まって「令和8年度生徒総会」が開かれました。今年の下館二高は、新しい教育方針として『シン・館二スローガン:Start from Zero to One ~無から有の創造~』を掲げています。「真」で「新」しい二高を創る、ワクワクする1年の始まりです。
総会は、成立に必要な590名を大きく上回る出席者があり、全校生徒の熱気の中でスタートしました。自分たちの学校生活を自分たちで動かしていく、そんなエネルギーを感じる時間になりました。
生徒会長メッセージ
生徒会長のタンドアル マーベリック さん(下館西中出身)からは、みんなが「主役」であることを思い出させてくれる、力強い言葉がありました。特に強調されたポイントは以下の3点です。
- 「自分たちの学校」を創ろう: 学校生活はみんなの行動で決まります。他人事じゃなく、自分たちで良くしていくんだという気持ちを大切にしてください!
- みんなの協力が不可欠: 役員だけじゃなく、全校生徒一人ひとりの意見や協力があって、初めて最高の学校になります。
- 小さな気づきを「イチ」に: ちょっとした気づきが学校を変える大きな力(Zero To One)になります。みんなで挑戦していきましょう!
―― 「Let's try!」の精神で全員で挑もう、と熱く締めくくりました。
資料はすべてタブレットへ!予算承認で「シン」のスタート
議事運営では、議長に選出された石橋 蓮人さん(下館中出身)が堂々とした進行を見せてくれました。前年度の行事報告や決算報告、そして会計監査報告が行われましたが、生徒会役員のみなさんによる分かりやすい説明によって、非常にスムーズに議事が進みました。ちなみに今回の総会、議案資料は紙で配られず、すべて生徒のみなさんのタブレット端末にPDFファイルで配信されました!手元の画面でペーパーレスに確認しながら進むスマートな光景も、「シン・館二」ならではの新しい景色ですね。
前年度の行事報告や会計監査報告に続き、今年度の予算案や行事計画案についても、会場のみんなの温かい拍手で無事に承認されました。予算案が正式に承認されたことで、いよいよ今年度の生徒会活動が「シン」のスタートを切ります!「真(本物)」の追求と「新(新しさ)」への挑戦、この二つの「シン」を胸に突き進む生徒会役員のみなさん、準備から当日の運営まで本当にお疲れ様でした。
文化祭「恵幸祭」テーマは【レトロ】!1年生も催し物に参加へ
後半の要望事項審議に続き、文化祭(恵幸祭)実行委員会からワクワクするような発表がありました。今年度のテーマは「レトロ」に決定!明治から平成までの時代区分を各クラスが多角的に表現します。大人気のキッチンカーがやってくる食販や、ホーロー看板を塗り絵にして壁に敷き詰める商店街風のフォトスポット制作など、まさに「無から有の創造」を体現する企画が目白押しです。さらに、今年度からは1年生も2クラス合同で催し物を行うことが決定し、全校一丸となってお祭りを盛り上げます。
中学生の皆さんへ
下館二高は今、「シン・館二」として大きな変革期を迎えています。先輩たちが受け継いできた素晴らしい伝統を守りながらも、生徒総会のように「自分たちの手で新しい楽しさを創り出す」エネルギーに満ちあふれています。
今年度の文化祭「恵幸祭」では、1年生もクラス催し物に参加して一緒に盛り上がります。「高校に入ったら、誰かに決められたことではなく、自分たちのアイデアを形にしてみたい!」と思っている人にとって、二高は最高の舞台です。
学校説明会や文化祭(恵幸祭)、学校公開では、生徒たちがイキイキと主役として輝く姿をぜひ肌で感じてください。私たちと一緒に、新しい「有」を創り出すワクワクする高校生活をスタートさせましょう!
保護者の皆様へ
日頃より本校の教育活動および生徒会活動への温かいご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。今回の生徒総会では、全校生徒が一堂に会し、民主的な手続きに則ってこれからの学校の方向性を決定いたしました。
新スローガン「Start from Zero to One」が示す通り、これからの社会を生きる子どもたちには、無から有を生み出す創造力や主体性が求められます。生徒会役員を中心として、全校生徒が「自分たちの学校だ」という当事者意識を持って議論に臨む姿は、非常に頼もしく、確かな成長を感じさせるものでした。
今年度は文化祭(恵幸祭)での新たな挑戦など、生徒たちが主体性を発揮する場面が多くございます。ご家庭におかれましても、子どもたちの主体的な挑戦をぜひ温かく見守り、応援していただければ幸いです。
【編集後記】
今回も気合を入れて写真をたくさん撮影したのですが、あとで見返してみると、私一人の視点ゆえに似たような構図ばかりに(笑)。若い先生方は高性能なスマホやタブレットをお持ちのようですので、ぜひそれぞれの場所からの景色を「カシャッ」と撮って共有していただけると、広報記事がより立体的になります。広報写真も全員の力で「Zero To One」、ぜひお写真のお裾分けをお待ちしております!
新入生歓迎!熱気あふれる部活動紹介
先輩たちのパフォーマンスに大興奮。君はどの部活で「自分」を見つける?
4月8日、体育館にて1年生に向けた「部活動紹介」が行われました。下館二高の誇る運動部・文化部・同好会あわせて25の団体が、新入生のハートを掴むため、持ち時間をフルに使って工夫を凝らした熱いパフォーマンスを披露してくれました!
池田校長からのメッセージ:部活動を通じた「自分探し」と「自分作り」
部活動紹介の冒頭、池田校長から1年生へ向けて講話がありました。まず、入学直後にもかかわらず、一言も喋らずに素早く整列・着席できた1年生に対し、「県内でもそうはない、価値の大きい素晴らしい伝統をすでに受け継いでいる」と最大限の称賛が贈られました。
【部活動の真の意義】
池田校長は、高校生活における部活動を単なる課外活動ではなく、「自分という人間を見つめるための大切な時間」であると定義しました。
「人間は、年齢を重ねるにつれて、なかなか真正面から自分自身を客観的に見ることが難しくなっていくものです。しかし、多感な時期である皆さんの今こそが、自分を一生懸命見つめることができる非常に貴重な時期なのです。」
「部活動は、勉強とはまた違う角度から、自分がどういう人間なのか、何に心を動かされ、何に情熱を傾けられるのかを見つける『自分探し』の場所です。そして、仲間や先輩との繋がりの中で切磋琢磨し、新しい自分を形作っていく『自分作り』の場所でもあります。」
最後に、「先輩たちとの縦の繋がり、友人との横の繋がりを大切にし、自分を磨ける場所をぜひ見つけてください」と、力強いエールで締めくくりました。
【生徒会長 歓迎の言葉】
池田校長の講話に続き、生徒会長のタンドアル マーベリック さん(下館西中出身)からも熱いメッセージが送られました。
「部活動は、授業とはまた違うもう一つの自分を見つけられる場所です。去年まで全く興味がなかったことに挑戦し、それが一番の青春になった先輩たちをたくさん見てきました。今日は先入観を持たず、なんとなく気になる直感を大切にしてください。3年間、共に汗を流し、笑い合える仲間との出会いがきっとここにあります。Let's try!」
気合と笑顔!躍動する運動部
運動部の紹介では、実際の競技の様子を披露する部活が多く、会場を沸かせました。陸上競技部のハードル実演、バレーボール部やバスケットボール部の鮮やかなプレー、そして剣道部の鋭い「突き」など、そのスピードと緊張感に1年生は圧倒されていました。また、ライフル射撃部や総合運動部といった、本校ならではの特色ある活動も注目を集めていました。
個性爆発!魅せる文化部・同好会
文化部・同好会も負けていません。吹奏楽部の心に響く生演奏、書道部による熱いパフォーマンスの紹介、演劇部による顧問の先生を巻き込んだ爆笑のミニコントなど、ステージ上は笑いと感嘆に包まれました。料理研究同好会の「とにかく自由で楽しい!」という明るい勧誘も、多くの生徒の興味を引いていました。
中学生のみなさんへ
下館二高の部活動は、先輩・後輩の仲が非常に良く、みんなが自分らしく輝ける場所を探しています。初心者から全国レベルを目指す生徒まで、多様な仲間が切磋琢磨しています。ぜひ学校説明会で、この活気ある雰囲気を肌で感じてみてください!
保護者の皆様へ
池田校長が講話の中で述べたように、部活動はお子様の自己形成において非常に重要な役割を担っております。学年団といたしましても、お子様が学習と部活動を両立し、心身ともに健やかに成長できますよう、ご家庭と連携を図りながら全力でサポートしてまいります。
【編集後記】
実を言いますと、開始直後だけはカメラマンとして体育館に潜入し写真を撮っていたのですが、他学年の授業へ向かうため途中で体育館を後にすることに。「私がいない間、誰か他の先生が写真を撮っておいてくれないかな…」と淡い期待を抱いていたのですが、見事に誰も撮ってくれていませんでした(画像が冒頭部のみなのはそのためです!笑)。
中盤以降の熱気あふれる描写は、仕掛けておいた録音データを頼りに、想像力をフル稼働させて執筆いたしました。それでも、音声から十分に伝わってくる先輩たちの「1年生を楽しませよう!」という温かい思いに、後で一人胸を熱くしておりました。
1年生のみなさん、この頼もしい先輩たちと一緒に、ぜひ最高の青春を見つけてくださいね!
令和8(2026)年度 対面式
ようこそ下館二高へ!240名の新入生を迎えて
先輩たちとの初顔合わせ。全校生徒・教職員770名が一つになった日
春の温かな空気に包まれる中、新入生240名と2・3年生が初めて顔を合わせる「対面式」が行われました。吹奏楽部の華やかな演奏と、先輩たちの温かい拍手に出迎えられながら、少し緊張した面持ちで入場する新入生たちの姿が印象的でした。
生徒会長からの歓迎の言葉
在校生を代表して、生徒会長のタンドアル マーベリック さん(下館西中出身)より新入生へ歓迎のメッセージが贈られました。2年前に自分たちが同じ場所に立った時の気持ちを振り返りながら、優しく語りかけました。
「この学校の一員となりました皆さんは、きっと今、期待と不安が入り混じった気持ちでいることと思います。それは私たちも2年前、同じ場所に立って感じたことです。本校には、勉強や部活動、文化祭や体育祭など、皆さんを成長させてくれるチャンスがたくさんあります。初めはうまくいかないことがあっても大丈夫です。皆さんを支えてくれる先生方も先輩も、そして同じ学年の仲間もいます。3年間はあっという間です。悔いのないよう1日1日を大切に過ごしてください」
新入生代表挨拶:稲川 孝平 さん(岩瀬西中出身) さん
先輩たちの温かい歓迎を受け、新入生を代表して稲川 孝平 さん(岩瀬西中出身)が力強く挨拶を行いました。
「本日は私たちのためにこのような対面式を開いていただき、ありがとうございます。新しい環境に期待を抱く一方で不安な気持ちもありましたが、先輩方の温かい歓迎を受け、これからの高校生活がとても楽しみになりました。これからは勉強や学校行事など様々なことに挑戦しながら、立派な生徒へと成長できるよう努力していきます」
126年の歴史と、変わらぬ伝統の歌声
式の締めくくりには、生徒・教職員総勢770名による校歌斉唱が行われました。今年で創立126年を迎える本校ですが、時代とともに制服や校章が現在のものへと変わった一方で、この校歌だけは前身である「茨城県立下館高等女学校」時代の昭和2(1927)年に制定されて以来、全く変わることなく大切に歌い継がれてきました。
新入生にとっては、まもなく制定から100年を迎えようとするこの伝統の歌声を初めて耳にし、自身もその歴史の一部となった記念すべき瞬間です。体育館いっぱいに響き渡る荘厳な合唱は、学年や時代を越えた深い絆と一体感を生み出しました。
新たな1年の本格始動!
生徒会役員の皆さんの自己紹介では、ユーモアを交えた温かいメッセージが送られ、新入生たちの表情にもようやく笑顔が見られました。全校生徒・教職員770名、全員が「下館二高生」として一歩を踏み出した、素晴らしい1日となりました。
中学生のみなさんへ
下館二高の「対面式」は、新入生と先輩たちが初めて顔を合わせる、とても温かくて盛り上がる行事です。吹奏楽部の演奏で迎えられ、最後はみんなで100年前から続く校歌を歌う——そんな一体感あふれる「チーム二高」の輪に、皆さんもぜひ加わってみませんか?学校説明会や見学会でお会いできるのを楽しみにしています!
保護者の皆様へ
本日の対面式をもちまして、1年生から3年生までの全生徒が揃い、令和8年度の下館二高が本格的にスタートいたしました。先輩たちの温かい拍手に迎えられ、新入生の皆さんも少しずつ緊張がほぐれてきたご様子です。教職員一同、生徒一人ひとりが安心して充実した高校生活を送れるよう、全力でサポートしてまいります。
【編集後記】
本編でも触れましたが、昭和2年制定の校歌が今も変わらず歌い継がれているのは本当にすごいことです。かく言うこの記事を書いている私、昭和39(1964)年生まれで「最近ずいぶん年をとったな…」なんて息を切らしながら写真を撮っていたのですが、ふと気づきました。創立126年の本校の歴史から見れば、私の年齢なんてまだ半分以下の「ひよっこ」じゃないかと!(笑)
100年前の先輩たちと同じ歌を歌う1年生たちの姿にしっかりとパワーをもらいましたので、今年度も自称・若手カメラマンとして学校中を走り回りたいと思います!
令和8(2026)年度 入学式
桜吹雪の舞う春の佳き日、240名の新入生を迎えて
開校126年目。歴史と伝統の学び舎でスタートする高校生活
令和8年4月7日、春風が桜吹雪を運ぶ佳き日に、令和8年度茨城県立下館第二高等学校の入学式が挙行されました。担任からの呼名を受け、真新しい制服に身を包んだ240名の新入生が、池田校長より入学を許可されました。
校長式辞:変化の激しい時代を生き抜く「知恵」と「感性」
池田 恭彦 校長は式辞において、本校がこれまで3万2千人もの人材を輩出してきた伝統に触れつつ、これからの社会が直面する課題について言及されました。
人口の約3割が高齢者となる「2030年問題」や、急速に進化するAI技術への対応など、予測困難な事態が次々と起こる新時代。その荒波を乗り越えるため、校長先生は新入生へ向けて、自身の信念を込めた「3つの心構え」を授けられました。
【高校生活で身につけるべき3つの心構え】
- 「素直な心」: 邪念に縛られず、持てる力をすべて出し切ること。素直な心で物事に向き合えば、周囲の協力も自然と得られ、それは大きな「人徳」へと繋がっていきます。
- 「失敗から学ぶ精神」:
私たちが最も大切にしてほしいのが、この「挑戦し続ける心」です。人は予測される事柄だけを見て「無理だ」と結論付けがちですが、たとえ上手くいかなかったとしても、挑戦の過程で得られるものは必ずあります。
「はじめから上手くいかなくても構いません。失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返し、どんな状況にも柔軟に対応できる強靭な精神を培ってください」と、熱いエールが送られました。 - 「良い習慣」の獲得: 挨拶や日々の何気ない取り組み、あらゆる物事への向き合い方が皆さんの未来を創ります。「継続は力なり」を体現する良い習慣を定着させてください。
来賓祝辞:試行錯誤こそが成長の糧
PTA副会長 瀬出井 由美 様からも、校長先生のメッセージに呼応するように、「失敗を恐れて楽な道を選ぶのではなく、試行錯誤を通じて強く賢く成長してほしい」という、保護者の願いが込められた温かい言葉をいただきました。
みかげ同窓会会長 冨山 ひで子 様からは、3万2千人の同窓生が常に背中を押していることを強調され、伝統のバトンを次世代へ繋ぐことへの期待が述べられました。
新入生代表 誓いの言葉:田村 悠翔 さん(関城中出身)
新入生を代表して田村 優斗さん(関城中出身)が、「新しい学びに挑戦し、出会った仲間と互いに支え合いながら、充実した高校生活を送る」ことを、爽やかに、そして力強く誓いました。
中学生のみなさんへ
下館二高は126年の歴史を持つ伝統校ですが、中身は皆さんのようなフレッシュなエネルギーで溢れています。勉強も部活動も、ここでは一人ではありません。同じ目標を持つ仲間や、全力でサポートする先生たちが皆さんを待っています。失敗を恐れず、自分だけの可能性を一緒に見つけてみませんか?ぜひ学校説明会で、私たちの熱気を感じに来てください!
保護者の皆様へ
お子様のご入学、心よりお祝い申し上げます。今日から始まる3年間、本校は生徒一人ひとりの自己実現に向けて、全教職員が一丸となってサポートしてまいります。多感な時期だからこそ、ご家庭と学校が「両輪」となってお子様の成長を見守り、支えていければと考えております。本校の教育活動へのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
【編集後記】
実は私、今年度は1年生の学年団に所属しております。式後の職員紹介ではすまし顔で壇上に上がりましたが、それ以外の時間はカメラを構えて会場中を走り回っておりました。
新入生の皆さんも新しい環境に慣れるまで大変な時期かと思いますが、迎える我々教員側も怒涛の忙しさでして…(笑)。日々の業務に忙殺され、録音データからの文字起こし、そして編集にかける時間がどうしても取れず、記事の公開がすっかり遅くなってしまい申し訳ありません!
しかし、池田校長や来賓の方々の「失敗を恐れず挑戦を」という言葉を改めて聞き、私自身もこの忙しさを力に変えて、皆さんの学校生活を全力で記録していこうと決意を新たにしました。
令和8(2026)年度 新任式・始業式
新たな出会いと、未来へ向けたスタート!
「770人771脚」で、過去最高の記録を更新しよう
令和8年4月6日、暖かな春の日差しの中、新任式および始業式が行われました。新しいクラス、新しい先生方との出会いに、生徒たちの表情も希望に満ち溢れていました。
新任式:9名の先生方を新たにお迎えして
はじめに行われた新任式では、この春から本校の仲間入りをした9名の新任・転入職員が紹介されました。代表して細井教頭より、生徒たちへ向けた挨拶がありました。
- 細井 ひろみ 教頭先生(並木中等教育学校より)
- 小泉 努 事務長(協和特別支援学校より)
- 鈴木 理弘 先生(保健体育科/下妻第一高等学校より)
- 岡本 千恵子 先生(英語科/下妻第二高等学校より)
- 大吉 悟 先生(国語科/水海道第二高等学校より)
- 宮崎 悠太 先生(数学科/下妻第二高等学校より)
- 小川 誠也 先生(地歴公民科/新規採用)
- 吉江 恭子 先生(英語科/結城第一高等学校より)
- 中村 恵里奈 先生(国語科/下館第一高等学校より)
「私は本校に赴任する前に2度、下館二高を訪れたことがあります。その時に、生徒の皆さんがとても爽やかな挨拶を返してくれたことが非常に印象的でした。先日の離任式、そして本日の始業式も、大変整列が早く、そして美しく、話を聞く姿勢も素晴らしいと思います。皆さんの学校生活を素敵なものにできるよう、私たち新任者も全力でサポートをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
始業式:校長講話「未来年表を作り、見えないところで努力を」
続いて行われた始業式。池田 恭彦 校長からは、翌日に入学してくる1年生へ「立派な背中」を見せてくれていることへの感謝に加え、新年度の指針となる情熱的なメッセージが送られました。
■ 最後まで諦めない先輩の姿
「3月24日、校長室を訪ねてくれた卒業生がいました。その生徒は本当に最後まで粘り、3月23日に合格を勝ち取りました。周りが進路を決めていく中での不安や焦り、プレッシャーを背負いながらも、自分の信念に基づいて行動を止めなかった結果です。2年生、3年生の皆さんも、ぜひこの先輩の姿を覚えておいてください」
■ 春休みの18日間、何をして過ごしたか?
「終業式の日に、『4月6日に新学期が始まるまでの18日間、何もしないで待つ必要はないよね。何かできるよね』という話をしました。今一番気になっているのは、その18日間、本当に君たちが何に時間を注いできたのかです」
そう語りかけると、池田 恭彦 校長はマイクを持って生徒たちへ突撃インタビューを行いました。突然の指名にも関わらず、堂々と答える二高生の姿がありました。
生徒A「英単語を少し頑張りました。18日前より語彙が増えています!」
生徒B「英語の音楽をきっかけに、英語学習が楽しくなりました」
生徒C「18日前の自分と比べて、もう負ける気がしません。今日の自分が勝ちます!」
■ 自分の「未来年表」を作ろう
「今年、皆さんに提案があります。それは自分の『未来年表』を作ることです。4月はどうする、5月はどうする、と未来の予定や目標を書いてみてください。書いたことができなかったら嫌だと思うかもしれませんが、できないことが当たり前です。大事なのは、何らかの目当てを持って生きていくこと。その中で一つでもできたことがあれば、必ずその後の人生の自信になります」
そして講話の結びに、池田 恭彦 校長自身が最近学んで深く共感したという、ある言葉が生徒たちへ贈られました。
"People are rewarded in public for what they practice for years in private."
「人は人目のないところで努力したことに対して、人前で報われる」
「誰も見ていないところで頑張ったことがいずれ花開くとき、それは人前で花を咲かせることが多いということです。見栄を張って人前で拍手を受けようとしなくていいんです。誰も見ていないところで自分が努力をする。それは必ず花咲き、そして必ず見てくれている人がいます。令和8年度の終わりが、皆さんにとってそんな日になることを祈っています」
中学生のみなさんへ
下館二高は、生徒一人ひとりが自分の目標(未来年表)に向かって、見えないところでもコツコツと努力を重ねる学校です。先輩たちの立派な姿や、温かく楽しい授業の雰囲気など、ぜひ学校説明会や部活動見学で直接感じてみてください。皆さんのご入学を心よりお待ちしています!
保護者の皆様へ
いよいよ令和8年度がスタートいたしました。新任の先生方という新しい風を迎え、教職員一同、お子様の健やかな成長と進路実現に向けて全力でサポートしてまいります。本年度も本校の教育活動への変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
【編集後記】
凛とした空気の中、一切の私語なく整然と待機する生徒たちの姿に、本校の確かな伝統と成長を感じる始業式でした。「18日前の自分には負けない」と言い切った生徒の力強い言葉が、深く胸に残っています。
本来であればすぐにお伝えすべきところ、取材から撮影、編集までを一人でこなすには年齢的にも少々馬力が足りず……掲載が本日(4月20日)となってしまいました。お待たせしてしまい申し訳ありません。すでに合流した新入生240名を迎え、計770名の「770人771脚」で、昨年の最高記録を塗り替える一年が今、力強く動き出しています。
令和8(2026)年 離任式
「一期一会」の出会いに感謝を込めて。
12名の先生方、本当にありがとうございました!
雨上がりの青空の下、涙と笑顔で包まれた心温まるお見送り
令和8年春。ここ数日続いた雨でせっかくの桜が散ってしまうのではと心配されましたが、当日は雨上がりの澄み渡る晴天に恵まれ、本校体育館にて離任式が執り行われました。この度の定期人事異動により、これまで下館二高の発展と生徒の成長のためにご尽力いただいた12名の先生方が、本校を去られることとなりました。
式のはじめに池田校長から、「雨で桜が散っていく様子を残念に思うのと同じように、先生方とのお別れを寂しく思います」と素直な思いが語られました。続けて、「今年度、下館二高は生徒と教職員という立場の違いを超え、『767人768脚』という大きな家族のような一つの輪になって突っ走ってきました。一緒に過ごした期間に関わらず、一期一会の出会いに感謝の心を持ってお送りしましょう」と温かい挨拶がありました。
「リアルな体験を」「学び続けて」――先生方から最後のエール
離任される先生方お一人おひとりから、下館二高生へ向けた熱く、愛情あふれる最後のメッセージが送られました。(以下、一部抜粋)
「下館二高の皆さんは、式典の際に真っすぐに並び、深いお辞儀をするという素晴らしい伝統を守り続けています。オンリーワンの言語である『国語』を、これからも大切に勉強していってください」
「『一期一会』は私自身も大事にしている言葉です。どうやったら皆さんに理解してもらえるか、私自身も授業をしながら学び続けた5年間でした。この一瞬一瞬を大事にして、学んでいってほしいと思います」
「今はインターネットやスマホで調べれば、何でもすぐに答えが出て、知った気になれる時代です。効率よく情報を得ることはできますが、実際に自分で足を運び、体験してみないと分からない『本物の価値や重み』が世の中にはたくさんあります。」
「部活で泥だらけになって汗を流したこと、仲間とぶつかり合いながら一つの目標に向かったこと、そして自分の進路に必死に悩み、向き合ったこと。そうした下館二高での『リアルな体験』の一つひとつが、皆さんの血となり肉となり、これからの人生を支える確かな力になります。どうか、スマホの中にはない、手触りのある時間を大事にしてください」
「廊下ですれ違う時の元気な挨拶、とても気持ちよかったです。ラグビー部、お前たちが一番心残りです。しっかり頑張ってください。試合、必ず見に行きます!」
「一生懸命英語を学ぶ皆さんの姿に励まされ、私も働きながら英検一級に再挑戦し、合格できました。『学び続けてください』。学び続けると、それまで霧がかかっていた世界がパッとクリアになる時が必ず来ます」
It was my first time living in a new country and my Japanese was very bad. Every day I felt scared talking to people. But the students here helped me so much. You practiced with me, and slowly my Japanese became better.
I hope you keep trying from now on. And I hope you have fun in all of your lessons. Thank you so much for these last two years!
本校の発展を支えてくださった先生方
本日はお越しいただけませんでしたが、以下の先生方にも本校の教育活動・学校運営に多大なるご尽力をいただきました。
- 谷島 賢一 教頭先生(校長先生にご昇任・笠間高等学校へご異動)
ご専門の美術を生かした学校経営に励まれます。 - 小山 太 主査兼事務長(鬼怒商業高等学校へご異動)
物品購入や校内の施設維持・管理等、縁の下の力持ちとしてご尽力いただきました。 - 木村 武 先生(理科・ご退職)
6年間にわたり理科の授業に加え、校内の情報管理業務を担当していただきました。 - 小池 祐次郎 先生(ハンドボール部顧問・つくばサイエンス高等学校へご異動)
6年間勤務され、本校で2度の卒業生を送り出してくださいました。 - 小田切 菜々 先生(ダンス部顧問・竹園高等学校へご異動)
5年間勤務され、担任やダンス部を通じた地域イベントへの参加等にご尽力いただきました。 - 吹田 かおり 先生(下館第一高等学校へご異動)
昨年6月より1年生の授業を担当していただきました。
「先生方から学んだ思い出は忘れません」生徒代表より
式の中盤では、ゆかりのある代表生徒たちから、離任される先生方お一人おひとりへ花束と感謝の言葉が贈られました。
演劇部やラグビー部での熱心なご指導、ユーモアあふれる授業や体育祭での思い出、進路に親身に向き合ってくださった日々、そして英検合格への手厚いサポートなど、生徒たちからは尽きることのない感謝の思いが語られました。また、マックス先生へは「先生のおかげで英語の授業が大好きになりました。次の学校でも素晴らしい先生でいてください!」と、生徒から流暢な英語で熱いメッセージが届けられました。
「不安と緊張でいっぱいだった入学当初、私たちを温かく笑顔で迎え入れてくださり本当にありがとうございました。先生方から学んだ数々の思い出を忘れず、今後もより良い下館二高を築いていきます。新天地でのますますのご活躍を、在校生一同心からお祈り申し上げます。」
離任される12名の先生方の、新天地でのますますのご健康とご活躍を、在校生・教職員一同、心よりお祈り申し上げます。いつでも下館二高へ遊びに来てください!
在校生・卒業生の皆さんへ
先生方が残してくださった伝統を受け継ぎ、さらに発展させていくことが一番の恩返しです。いつか成長した姿を先生方に見せられるよう、それぞれの目標に向かって日々「学び続け」ましょう。
保護者の皆様へ
これまで離任される先生方の教育活動に対し、多大なるご理解を賜り、誠にありがとうございました。学校を離れられる先生方も、ずっと本校の応援団です。今後とも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
【編集後記】
体育館を後にする先生方の背中を見送りながら、ふと、自分自身がこの壇上に立つ日のことに思いを馳せました。あと1年で定年延長も終わり、再任用になります。この「767人768脚」の輪の中にいられる時間を噛み締めながら、去りゆく先生方が残してくださったバトンを大切に繋いでいこうと思います。